せめてフラワーガーデンに

花木 

いつ猿に気づかれて、モンキーガーデン化を余儀なくされるのか、戦々恐々としています。

珍しい果樹をいろいろ植えたいと思ったので、1種類については10本とかです。この間団体のお客様を迎えたとき、台風の後で実が少なくなっていても、皆さんにそれなりにいきわたり、ほっとしたのもつかのま、次の日は何もなくて、次の日に来たお客様にがっかりされてしまいました。続けてお客さんが来ることなんかめったにないのに、本当に間が悪かった。なかなかうまくいかないものです。

これで、猿に目をつけられた日には目も当てられないです。

せめて、花ぐらいはきれいに咲いているガーデンにしようと今、花木を植えています。夏には花が休むけど、秋から初夏まで花盛りのアブチロンやノボタン、真冬は花付きが衰えるけれど、春から晩秋まで咲き続けるハイビスカスやランタナなど、肥料さえやっておけば、バンバン咲く、暖温帯から亜熱帯系のここ屋久島ならではの花でガーデンを飾りたいです。

幸いなことにここは潮風が当たりません。台風の時ですら、塩害はありませんでした。沖縄からハイビスカスを買おうとしたら、「沖縄ではハイビスカスガーデンを立ち上げようという試みが、台風時の塩害ですべて頓挫しています。考え直されたほうがいいです。」って返事が返ってきました。ハイビスカスって潮風に弱かったんですか。知りませんでした。他の業者にあたることにしたので、それ以降、この業者とは連絡を取っていませんけど。

ハイビスカスを増やし、花壇も広げて、花を増やしていく予定です。猿も花には見向きもしないでしょうからね。

冒頭の写真は広げた花壇。

下の写真は真冬のハイビスカスです。

コメント

  1. 道山 より:

    久しぶりのコメント
    だいぶ猿の害のことを指摘されましたか。

    何年前だったか忘れてしまったけど、ミカン園の猿の被害がひどかったころ京都大学大学院のエソロジーの研究者達がやってきて猿に対峙したことがありましたが、ありとあらゆる対策が猿たちにコテンパにされて為すべなしとして引き上げていったことがありました。

    其のころ、京大の頭脳がさる知恵に完敗してしまったと噂になったのを覚えています。

    環境保護活動家のCWニコルも、里に下りてきて害をなす猿は全匹捕りつくさなければ対処する方法はないといっていました。

    彼らの行動力にたいしては、いかに人間といえども銃器に頼る以外ないのが現状です。

    今後被害を被るった時、全匹捕りつくすという断固たる決意がいりますね。

    まだ被害を受けたわけではないのに、今からその心配をするのは如何なものかと思いますが、
    今のうちから対応策を練っておくことは良い判断だと思いいます。 

    陰ながら応援しています、ガンバッテ!

  2. うりこ より:

    山と集落の境に電気柵が設置されていて、ミカンの季節には電気が流れて、ミカン園を守っています。猿の侵入経路を見ると電柵が途切れる道沿いや川沿いから侵入しているようで、電気が流れていなくても、電柵を乗り越える経路は取らないようです。道沿いは相当下のほうまで猿が下りてくるので、人家のフトモモがやられたりするわけです。
    藤野にいたときは広々したところや見通しがきくところに猿が走り回っているのを見かけましたが、ここの猿は警戒心が強いようで、見通しがきくところで猿を見かけたことはありません。猿は道沿いの森を降りてくるのです。電柵のある所だけは道を通るのでしょうけど。近所でミカン園をやっている人はこんな見通しのいいところに出てくるかなあと言っています。
    また、今年シカを仕留めてもらった罠師は、一匹捉えれば、しばらくその群れは出てこないと言っています。森の陰で様子を見ている猿たちを脅すために、残酷な殺し方をするようです。
    とりあえず様子を見るしかないです。