今年もお餅つき

日々の暮らし

昨年に引き続き、今年も我が家の前でお餅つきをしました。臼杵などの道具は、相変わらずすべて借り物。

藤野に住んでいたころも、毎年、餅つきをしていました。道具も自前で持っていましたが、藤野からここへ引っ越すとき、引っ越し荷物を必要最小限に抑えるために、餅つき道具も処分しました。ほとんどの道具と同じように藤野のリサイクルサイトにアップして貰い手を探しましたが、餅つき道具一式はリサイクルサイトにアップしてから、3分くらいで電話がかかり、貰い手が決まりました。10分後に電話してきた人は、絶対自分が貰えると確信していたらしく、先手を取られたと知って、電話口で憮然としていました。

ここへ来て最初の3年は、一人で黙々と草を取り、果樹の苗を育てて植える生活で、知り合いも全く増えず、近所の人たちも、また都会から変な奴が来て、変なことを始めたくらいの認識で、遠巻きに放っておかれました。風向きが変わり始めたのは、3年前からで、時々近所の人がのぞきに来るようになりました。草が3年に渡って抑えられていることが評価されたようです。私も草抑えに自信が付き、果樹園を作れそうな目途が立ってきたので、人を雇うことにしました。そして2年前の今頃、Iさんを紹介してもらい、そこから一挙に果樹園の整備が進み、人の輪が広がり始め、昨年のお餅つきにつながったわけです。

昨年のお餅つきに来て、一年ぶりの人たちは、道が整備されて、ガゼボもできて、景色が変わったことに驚いていました。「また来年、来るときには、景色が変わっているのかなあ。」だって。

もちろん変わってますよ。こうご期待。

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