ハイビスカス ハニーブラウン

花木 

茶色のハイビスカスです。最近、こういう色目のハイビスカスが増えています。これはフルカワ農園が作出した品種。寒い時期は花が小さくなります。

本土では花と言えば薔薇ですが、ここでは薔薇は本土で育てるよりさらに難しいです。もともと薔薇は高温多湿に弱くて、本土でも結構手がかかります。四季咲きとか言っても秋の花を咲かせるのは結構大変だし。ここ屋久島に来てハイビスカスが地植えできて、本当にうれしいです。ちゃんと四季咲きだし。

サルビア フェニックスシリーズ、岐阜県農業技術センターの作出、3色あって全部植えたけれど、これしか残りませんでした。サルビアも結構難しくて、いつの間にか消えるものが多いです。ここで、丈夫に育つのは、サルビアミスティックスパイヤーズブルーとサルビアセンセーションシリーズくらいなものです。ここではアンゲロニアの方が花付きがいいです。ちょっと寒さに弱くて、花が終わったら切り戻しておかないと冬越しできないけど。

ベゴニアドラゴンウィングはベコニアセンパフローレンスと木立ベコニアの交配種です。ここ屋久島にベゴニアは向いています。ほとんど木立ベゴニアだけで庭を構成している人もいるくらいですから。

シラユキゲシは丈夫過ぎるくらい。この時期は同じく丈夫なエリゲロンを押しのけて広がりますが、春だけです。

キケマンはここの春の野の花です。きれいだし、花が終われば姿を消すので、あえて残しています。

エリゲロンはどこでもおなじみのグランドカバー。ここへ越してくるときにかつて住んでいた藤野から3ポットだけ持ってきました。30ポット持ってきたクリスマスローズはあっという間に消えたけど、エリゲロンはすごい勢いで増えています。

上の方に残っているシダの葉は取り残したタマシダです。東京では観葉植物でも、ここでは強烈な雑草です。近所で広い庭を作ろうとしている人が地元の人の意見を無視してタマシダを庭に植えたそうです。何を考えているんだか。この間、ここへ来た観光客はクワズイモを掘り上げて持っていきました。クワズイモも本土では観葉植物ですけど、ここでは強烈な雑草です。ここの特殊な気候を考えないと庭は作れません。

試行錯誤を繰り返しながら、ここで丈夫に育つ花を探しています。

コメント