屋久島は夏です。先日いらした外国のお客さまに「ブッチャードガーデンよりここの方がいい。」という最大級の賛辞を頂きました。「冗談でしょ。」っていったら、まじめな顔で考え込んで、言葉を探し、「ここの方がナチュラルだ。作りこみすぎていないところがいい。」なるほど、でもナチュラルと荒れは紙一重、荒れた庭にならないように頑張ります。

屋久島では夏が、人にとっても植物にとっても、一番厳しい季節です。だから夏に休む花も多いですがそれでも結構花盛りです。

アサヒカズラのゲートをくぐれば、向こう側にはいろいろな花が咲いています。

ここではペチュニアは周年咲きだけど、コレオプシスは夏から秋咲きです。

ニチニチソウは一度作るとこぼれ種で芽がでて、絶えることがありません。ただ咲くまで花色がわからないのが、お楽しみというか玉に瑕というか。ニチニチソウの先に見えているペニセタム(イネ科のグラス)は、これから白い穂を出します。

ハイビスカス、デュランタ、コレオプシス、サルビア、奥にカンナも咲いています。

そして遠くからでも目立つアラマンダ、手前はデュランタです。ピンクのアラマンダもありますが、まだちらほらしか咲いていません。

ボタンクサギ。これくらい咲くと結構香ります。白い花はマンデビラ。

両方とも夏しか咲かない花です。

高砂ユリもたくさんつぼみが付いています。満開時は壮観です。