ハイビスカスを増やそう

花木 

ここ屋久島で薔薇を育てるのは難しいですが、ハイビスカスなら簡単です。木が小さいときは鹿の食害に気を付けなければなりませんが、ある程度に育ってしまえば、全く手がかかりません。冬は花が休むものも多いですが、上のオレンジの八重と下のピンクは年間を通して花が全く休みません。

今咲いているハイビスカスは冬中咲いていたものですが、不定期に休むものもあるので、完全に1年中咲くとは限りません。ただ、我が家のハイビスカスは植えたばっかりで、木が小さいものが多いので、木が大きくなれば1年中咲くのかもしれません。

冬中咲いていたものはまだまだあるけれど、写真はここまでにします。

ハイビスカスは世界中で品種改良されていて、過去に作出された品種は10000種、そのうち現存するものは2000種と言われています。日本では愛知に品種改良を熱心に行っている生産者が多いです。今年は愛知の生産者から苗を取り寄せようと考えています。

一昨年、ハイビスカスを増やそうと思い立ち、沖縄のハイビスカス園に苗をおろしている業者にコンタクトを取りました。そうしたら、沖縄でハイビスカス園を立ち上げようとした試みは、台風の塩害ですべて失敗に終わっていて、屋久島でも同じことになるだろうから、止めた方がいいという返事が返ってきました。確かに沖縄の伊江島のハイビスカス園は屋内でしたね。

屋久島では結構色とりどりのハイビスカスが庭先に植わっていて、塩害で枯れたという話はあまり聞きません。というわけで、昨年、沖縄におろしている業者とは別の業者からハイビスカスを取り寄せました。今年もさらにたくさん取り寄せようと考えています。沖縄に屋外のハイビスカス園がないってことは、日本には屋外のハイビスカス園はないってことですから、やりがいもあるというものです。

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