ハイビスカスの挿し木

花木 

「ハイビスカス 挿し木」で検索すると、そのやり方が出てきますが、どのどれもが新しい枝を15cmくらいに切って挿すというものでした。つまり、緑枝挿しです。だから、私はずっとそのやり方でやってきました。「ハイビスカスの挿し木は簡単だよ。ほぼ100%や。」ってここの人たちは口をそろえますが、私は「うそや。」と思っていました。ハイビスカスの緑枝挿しで100%成功したことなんてなかったからです。

下の写真はちょっと前にやった緑枝挿しで、1本は完全に枯れていて、もう一本も枯れそうです。

この間、ここを手伝ってくれているTさんが自分の庭のハイビスカスの枝を持って来てくれました。直径1.5cm以上ありそうな太い枝です。彼はそれをいきなり水につけて、「これで大丈夫。そのうち根がでる。太い方が出やすいから。」それが冒頭の写真です。

えー、知りませんでした。「そうか。これが世界の常識なのかもしれない。」というわけで、「ハイビスカス、挿し木」で英語検索してみると、太い枝を水揚げして、そのまま挿していました。新枝の緑枝挿しをやっている記事は一つもありません。

本土ではハイビスカスは鉢植えで、太い枝なんかないから、緑枝挿ししかやりようがなかっただけで、ハイビスカスが地植えできるところでは、緑枝挿しなんかしないんですね。

まだ、1か月たっていないのに、太い枝からは根が出てきています。

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