自分で建物表題登記

手のケガは順調に回復していますが、畑仕事はまだできません。
というわけで、ずっと気にかかっていた建物の登記をやってしまおうと思い立ちました。

家を新築した時は、その家を法務局に登録する必要があります。
それが建物表題登記です。
ほとんどの工務店では、建物表題登記は頼まなくても勝手にやってくれて、費用が建築費に上乗せされてしまいますが、我が家が頼んだ工務店は、そういう余計なサービスはしません。
頼めば司法書士を紹介してくれると思いますが、紹介してもらうまでもありません。この島に司法書士は1人しかいないからです。
独占企業ですから、手数料も安くはないと思います。
そこで、ネットで検索してみると、自分でやる人も結構いるようでした。
本人ではなく、司法書士がこれを代行する場合、委任状が必要だということは、もともとは本人が提出するはずのものなのです。
ただ、近所で家を新築した人たちに尋ねてみたところ、自分でやった人はいませんでした。
そこでとりあえず法務局に自分でやってもよいものかどうかを問い合わせました。
電話に出た法務局の係りの人は、一瞬困ったというような声を出しました。
それでもめげずに、「本人がやっていけないということはないですね」と畳みかけると、
「ご本人でもできます」と答えてくれました。
慣れている司法書士が作成した書類なら点検する必要もないでしょうが、素人が作成した書類となると細かい点検が必要でしょうからねえ。
面倒くさい、それが一瞬、声に出てしまったようです。
土地の移転登記と違って、図面を作成しなければならず、ちょっと面倒ですが、ネットで「建物表題登記」と検索すると、図面の例がたくさんヒットしてきます。
これらを参考にすれば何とかなりそうです。便利な時代になりました。

コメント

  1. kita より:

     法務局の登記はもともと本人がやるのが正解だと思いますが、面倒なので司法書士に頼むのが一般的になってますね。
     本来の形に戻ってぜひ建物登記も頑張ってください。

     当方は土地の登記(売買を自分でして登記)しか、したことがありませんが、今度家を作ることが有ったら自分でやってみたいな。

     少し面倒だと思いますが、法務局に相談すれば何でも教えてくれるのではないでしょうか。
    本来、指導するのが法務局の仕事でしょうから。

    頑張ってください。草取りが出来ない間に。

  2. うりこ より:

    そうですね。法務局の仕事の中には、そういった指導も含まれているはずですよね。
    土地の移転登記の時も、結構ミスを指摘されましたから、それより複雑な建物表題登記は、やりがいがありそうです。