昨年、剪定を怠ったため、木が大きくなりすぎて、摘果ができず、ならせすぎてしまった実は小さくなり、味も今一つでした。その分、種はたくさん採れそうだけど。
台湾水蜜桃の記事が少なすぎ、学名もわからず、その種まきのやり方も通常の桃の種まきから推測するしかありません。
その桃の種まきですが、結構難しいようです。
問題1 種を乾かしてしまうと発芽しない。 問題2 冬を越えないと芽が出ない。
つまり、種まきは今した方がいいけれど、発芽には恐ろしく時間がかかり、この間に乾かしてしまうとアウトということです。
普通の桃の場合は、春化処理(種を冷蔵庫に入れて、人工的に冬の環境を作る)をするようでした。
そこで、種を濡らしたキッチンペーパーにくるんで、冷蔵庫に入れてみようかとか考えました。
でも、待てよ。ただの桃じゃなくて、台湾水蜜桃だから、7℃以下なんて言う低温が必要なはずはないし、そんな低温に置いたら、返って良くないかも。というわけで台湾に近い八重山諸島の冬の気温を調べてみると平均最低気温は15℃、どんなに下がって11℃くらいということがわかりました。
どのくらいの低温が必要か、わからないわけだから、春化処理は冒険です。時間がかかっても、その間、水を切らさずに行くしかないのかも。
種まきの手順も結構面倒です。果肉に発芽を抑制する物質が含まれるのと、種の硬い殻が発芽を妨げるからです。だから、硬い殻をペンチで割って、種に被る薄皮も取ってから、蒔くようです。
こんだけ手間をかけて、1つも芽が出なかったりしたら、ショックだろうなあ。
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