原で県道沿いの家が、超安値で売りに出ています。家屋2件、納屋と畑付きで550万、信じられない安値。大工仕事もできるIさんが興味を示したので、見に行ってみました。
中をみて、安値の理由がわかりました。
私が見てもわかるくらいすごいシロアリの食害。修理して住めるような状況ではありませんでした。
事情があって、持ち主が島を離れて10年ちょっと。放って置かれた家はシロアリ天国になっていました。それでも、雨は漏っていません。ここではまずシロアリが先にくるんですね。
永田の理具庵は築100年でもしっかりしたものです。私がかつて住んでいた原の貸家は築70年超。手入れをしながら人が住めば、家はちゃんと持つのに、放っておけばこうなるの見本のような家でした。
それなのに、放って置かれている空き家は多いです。我が家から一番近い(50m以上離れてますけど)人家も数年前に持ち主が亡くなって空き家です。貸してほしい人はたくさんいるのに、相続した息子さんが首を縦に振らないそうです。多分10年以内に、売りに出た県道沿いの家と同じ状態になります。
住む家を探している人が多い屋久島なのに、放置されている空き家も多い。なんだかねえ。
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