病気のタヌキ

困りました。よたよたしたタヌキが我が家のデッキの下にいます。

最近、よくタヌキを見かけます。今、デッキの下に潜り込んでいる奴より大きいものも、よく見かけます。どのタヌキも動きが鈍いです。とても野生動物とは思えません。病気ですね、たぶん。

タヌキは最近、屋久島に持ち込まれました。つがいで持ち込んで野放しにした人がいるのです。本当に非常識としか言いようがありません。だから、急速に増えたタヌキは、元をたどれば、このつがいに行きつきます。近親交配を繰り返したわけで、遺伝子の多様性は低いでしょうねえ。病気がはやると一気に感染してしまうのかもしれません。

タヌキに病気が流行って、数が減るのは仕方がないと思います。もともとここにはいなかったものなので、絶滅してしまってもいいと思います。まあ、ここまで増えてしまったものが、絶滅することはないでしょうけど。

心配なのはタヌキに蔓延している病気に犬が感染することです。タヌキはイヌ科タヌキ属ですから、タヌキの病気が犬に感染することは十分にあり得ます。

デッキの下で、ウイルスとか細菌とかをばらまきながら、死なれてしまうのはとても困るんですけど。

ちなみに犬はイヌ科イヌ属で、イヌ属の中に、ジャッカル、コヨーテ、狼がいて、イエイヌは狼の突然変異種のようです。

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