伐採が終了して、家を建て始めたころ、様子を見に来た近所の人に言われました。
「あんた一人でやるの?3年で元の森に戻るな。アハハ。」
これは、あながち冗談ではありません。
放っておけば、確実に3年で森に戻ると思われます。
温帯では、伐採後、森林に戻るまでに草原の時期が結構長く続きます。
温暖な千葉あたりでも森らしくなるには5年以上かかりそうでした。
ここ屋久島は亜熱帯です。
驚くべき速さで樹木の子苗が侵入し、芽生えて一年で背丈ほどに成長してしまうのです。
ここは、伐採した樹木を放棄した場所です。
足場が悪くて、草刈りも大変で、放っておいたら、この有様です。
伐採を請け負ってくれた中村重機さんは、「木を捨てたところは、3年くらいは草は生えないからよ。」なんて言っていたんですがねえ。
草どころか木が生えてしまいました。
この木は、近所の人がバカギとかフクノキとか言っていたので調べてみましたが、バカギで検索してもそんな木はなく、検索してヒットしたフクノキとは違っていました。
木を捨てたところ以外でも、一番芽生えが多く、脇芽が地際にもあって、刈ってもすぐに再生してくる厄介な木です。
近所の人には、これは刈るより抜いたほうがいいと言われました。
樹園地の芽生えは頑張って抜きましたが、ここまでは手が及びませんでした。
刈払い機を使えるところは使い、使えない所は人力で伐採して、再生して来たら、除草剤で処理しようと思っています。
コメント
折角、伐採した所が森に戻るのは困りますね。
私の所も藪を伐採したので次に手を入れないと森に帰るなと思っています。
一度伐採したところは最初の年は比較的芽生えが少なかったのですが、
2年目3年目と経つ内に育ってくるものが変り雑草が増えてきました。
むしろ以前より雑草は数倍の勢いで伸びてくるようになりました。
4反ぐらいだと何とかなりますが、うりこさんの所は広いから大変ですね。
だけど、キレイに管理されたところに、色んなベリーがなれば来た人は喜びます。
負けずに頑張ってください。
はい、頑張ります。
てなわけで、晴れた日は常に草刈り機を振り回しています。
こちらは、一年目から樹木が芽生えて、夏の間放っておいたところは背丈を超えています。
これ以上放っておくと私の手に負えなくなるので、冬になる前に何とかしようと思っています。