このベニバナボロギクは一見枯れているように見えます。
しかし、根元をみれば、新芽が吹いているのがわかります。
この新芽にあっという間に花芽がつき、地際で花を咲かせて種をばらまきます。
「ふん、馬鹿め。除草剤なんかに負けないぞ。」って、ベニバナボロギクにおちょくられているような気分です。
ここに芽生えている雑草たちはだいたいが除草剤に強く、通常より濃いめで散布したにもかかわらず、枯れないものも多数ありました。
簡単に枯れたのは、ハコベとかナズナ チチコグサモドキなどの一年性の雑草の類ですが、ベニバナボロギクは一年性なのにしぶとく、なかなか完全には枯れません。
アメリカでは除草剤耐性のボロギクが出現して、対応に苦慮しているそうです。
この仲間は、除草剤耐性の獲得が速いのかもしれません。
ここでも注意しないともっと除草剤に強い雑草が出てきそうです。
同じ場所への散布は年に3回までにするようにという、注意書きの意味がよく分かりました。
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