検疫証明書を添付していない種が廃棄されてしまうようになって2年くらいたちますかねえ。
fruit lovers nurseryが検疫証明書をつけてくれるようになったので、他のところも大丈夫かと思って問い合わせてみたのですが、結局、ドイツの種屋をのぞけば、かつて買ったことのあるサイトはどこもやってくれないということがわかりました。その理由は、時間がかかる上に費用がかさむというものでした。確かにねえ。
検疫証明書に応じてくれた fruit lovers nursery は証明書なしで発送してきたときは、1週間足らずで届いたのに、検疫証明書をつけるだけで、2週間以上余計にかかりました。熱帯果樹の中には種を乾かしてしまうと発芽しないものがあり、こういうものは湿らせたバーミキュライトに入れてきます。湿らせたバーミキュライトが半ば乾きかけるくらい時間がかかったわけで、一部の種は腐っていました。かつては全くなかったことです。なんで、こんなに時間がかかるのかわかりません。
今回は検疫証明書に応じてくれないUSAの業者から、輸入代理店を通じて種を買うことにしました。
買った種の代金が315ドル。
検疫証明書その他の書類作成サービスは、安く見積もっても550ドル。
およそ種代の倍は取られそうです。
私が買う種は植物防疫所のデーターベースにすら載っていないものが多く、防疫の観点からすれば、スルーしてよいもののようです。私が今回買った業者のなかには、そんなものしか扱っていない業者があって、私の問い合わせに対して、「検疫証明をつけたにも関わらす、日本に送った種は廃棄されてしまった。日本には家の種は売らない」という返事が返ってきました。書類が不備だったんでしょうかねえ。
防疫の観点からすれば、どっちでもいいような種に、重箱の隅をつつくような検査をするなんて・・・。いったい何を考えているんでしょうか。
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