近所の家の子が鹿児島市の伊集院にある高校に進学しました。
伊集院かあ、懐かしいです。晩年の母がお世話になった老人ホームも伊集院にありました。
それで、その高校の場所をグーグルマップで確かめるついでに、その老人ホームを探しました。
ところがこのあたりだったはずというところをいくら探しても、その老人ホーム(シルバーパーク芳草園)が見つかりませんでした。
おかしいなあと思って、シルバーパーク芳草園でググってみたら、まさかの閉業。えっ、つぶれちゃったのか。
2年前(母が亡くなったころ)、芳草園は経営母体が変わりました。確かあおぞらケアグループってところが運営することになったはずです。それで、あおぞらケアグループでググってみたら、まさかの閉業。
いい老人ホームでした。創業者の方針は、特別養護老人ホームからあぶれた人を良心的な価格で受け入れるというところにありました。特別養護老人ホームは一人暮らしの老人を引きうけるだけでいっぱいで、介護者がいる場合は、その人が死んだり、病気になったりしない限り入れません。介護者が睡眠時間を削られて死にそうな思いをしていても、ホントに死ぬまで入れてもらえないわけです。芳草園はそういう家族に手を差し伸べる老人ホームでした。贅沢ではないけれど、あたたかな雰囲気で、私も最終的にお世話になってもいいかなと考えていました。
つぶれちゃったなんて・・・。
入居者は満杯だったはずです。あの人たちはどうなったのでしょうか。
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