何ですかこれって、写真ですよね。中瀬川林道支線の終点です。
本線よりもだいぶ長いです。道は快適な舗装路と手入れが行き届かないガタガタの砂利道が混じります。道路が雨水の通路になってしまったところなんか、もう車道としては使えない状態です。それなのにその先に立派な舗装路。意味ない。
考えるに、最初のそれなりに長い舗装路が当初の計画で、あとはそこから継ぎ足していって、その年に下りた予算と担当者の考えで、舗装路だったり、そうでなかったりしているのではないかと。かつて住んでいた相模原市の藤野でも使われていない林道があって、最終的には全部舗装されました。なんで使わない道路を作り、さらに舗装するのか、本当に意味不明。この支線同様、車止めがあるので、車の心配のない散歩道で、よくはるさんと歩いていました。「そうか、この道ははるさんのための道なのか、すごいねえ。はるさん。」
この支線もはるさんの散歩にありがたく使わせていただきます。行って帰って3時間。ちょっと長いです。こういう投げやりな林道は川があるとそこでおしまいになることが多く、川の水音がするたびに終わりを期待しましたが、橋がかかっちゃったりして、延々と続いていました。
車止めがあるので、車は入らず、人もまず入らないはず、ということで、くつろいでいた鹿を驚かせてしまいました。鋭い警戒の鳴き声で、こちらも驚きましたが、はるさんは大喜びで鹿を追いかけ始めました。たぶん至る所に鹿の匂いがあるのか、ずうっと走り回っていました。
鹿の糞ではない結構大きな糞も落ちていて、狸ですかねえ。溜め糞にしては散漫な散らばりかたで、糞が散らばっているところがあったりしました。
山ツツジやクロバイが満開でした。
このあとクロバイを撮ろうとしていたら、はるさんがサルを追いかけて行ってしまい、泡をくって追いかけたので、撮れませんでした。サルの群れは、臆病な鹿とは違って結構狂暴です。はるさんなんかでは太刀打ちできません。
いつもは下から見上げている高平岳を下に見下ろし、そろそろ終点も近いです。
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