ヘアリーベッチ

開墾

ペレニアルピーナッツは地上に種ができないため、他の場所に広がる心配がありません。
とはいえ、いったんペレニアルピーナッツが定着した場所を、除草剤を使わないで更地に戻すには、重機を入れなくてはならないかもしれません。
それくらい根っこが強力にはびこるのです。
それくらい強力だから、他の草を抑えられるわけで、要らなくなった時はそれ自体が最悪の雑草になります。
除草剤を使えばいいわけですが、野菜や花を植えてしまった後だと、せっかく植えたものもいっしょに枯れてしまいます。

だから、野菜畑や花壇の予定地は別のグランドカバーで覆う必要があります。
エン麦でもいいですが、マメ科ではないので、肥料もたくさん必要です。
そこで果樹園予定地以外は、ヘアリーベッチを蒔くことにしました。
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肥料もいらず、ばら蒔きOK、アレロパシー効果で雑草をよく抑えて、花もきれいと何拍子もそろった優れものですが、ベッチ自体を雑草化させないためには、花が咲いたら、時をおかずに刈り込まなければなりません。
1年草だから、種さえこぼさなければ、その時だけ雑草を抑えることができます。

エン麦とヘアリーベッチは雪印種苗で買いました。
インターネットで調べていた時はタキイのイタリアンライグラス タチサカエにするつもりでした。
でも、いざ買う段になって、雑草化が心配で、直接タキイに聞いてみたかったのですが、ネット以外の電話のお問合せ窓口が見つかりませんでした。そこで緑肥専門の雪印種苗に問い合わせたところ、雑草化が心配ならイタリアンよりエン麦がいいだろうと言われました。蒔き方から肥料の量に至るまで丁寧に答えてくれました。
インターネットが充実して電話の影が薄くなりましたが、やっぱり電話窓口も必要ですよね。

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