グランドカバーに使われるヒメツルソバの兄貴分です。
我が家の畑にたくさんあります。
白い花はほぼ周年咲き。
花の後に黒い実がなって、この実は食べようと思えば食べられます。
シャリシャリして薄甘酸っぱいけれど、おいしいものではありません。
でも、白い花に黒い実が混じる様子は、それなりに美しく、私はヒメツルソバなんかより風情があるかなって思います。
ただ、グランドカバーに使うには勢いが良すぎて、うっかりすると小さい木なんか飲み込まれてしまうかもしれませんが、つる植物ではないので、基本的には地面を這うものです。
ペレニアルピーナッツがうまくいかなかった時は、これでしばらく農園を覆ってもいいかなと思っています。
ヒメキランソウより勢いが良く、増やそうと思えばいくらでも増やせるようなので、保護はしませんけど。
世界にはいろいろなグランドカバーがあって、ツルソバなんかよりもっと勢いが良くて、うっかりすると大きな木まで飲み込まれてしまうようなつる性の植物をグランドカバーにしているところもあります。
例えば、クズインゲン。
コスタリカのヤシ畑です。
ただ、こうしておくためには手入れが必要で、うっかりするとこうなります。
まあ、全面を草刈りするより、木の周りだけ刈り込むほうが楽だということかもしれません。
ついでにクズインゲンはマメ科なので窒素肥料を節約できます。
こんなのに比べれば、ツルソバなんかかわいいものです。
手入れもクズインゲンよりは楽だと思います。
雑草抑制力はクズインゲンに劣るかもしれませんが。
ペレニアルピーナッツは立ち上がらずに、窒素固定し、クズインゲンに劣らない雑草抑制力を持つわけだから、これに勝るグランドカバーはありませんけど。
追記
ツルソバは最初に残してしまったので、後で往生しました。最初は地面を這いますが、混んでくると立ち上がり、グランドカバーとは言えなくなります。ヒメツルソバとは全く違うものでした。
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