東京の下町に住んでいたころは、よく服を買っていました。
17年前の引っ越しの時は、そのたくさんあった服を、すべて持ってきてしまいました。
藤野に引っ越してから、服は買わなくなりました。
銀座も新宿も遠くなって、行くのが面倒だったし、持ってきた服を着まわせば、結構おしゃれができたから、がんばって遠出してまで買う気が起こりませんでした。
だから、我が家にあった服はとても古いものでした。それでもブランド服も多かったし、買ったときは高かった。
ブランド服ならそこそこの値段がつくかもしれない。
そう考えて、ネット検索して評判が良かった宅配買い取りのフクウロとブランディアで、家のブランド服が売れるかどうかを調べてみました。
お取り扱いブランド一覧を見て驚きました。こんなブランド知らない。
お取り扱いブランドのいくつかを調べてみたら、カジュアルブランドも多くて、そんなに高くないものもありました。
そうか、今はこんなブランドが流行りなのか。
そして、私が持っているブランド服はもう流行っていないのでした。
トップブランド{グッチ、ルイヴィトン、シャネル)を除けば、ブランドの命は短いようです。
古いブランドはノーブランドになり、二束三文でしか売れないようでした。
だから、どこで売ってもそんなに変わらない。
こんなことならクリーニングなんかしなければよかった。足が出てしまいます。
ブックオフの買取価格は安いってことでしたが、手間をかけるだけ面倒だったので、服や靴は全部まとめて軽トラに積んで、ブックオフに持ち込みました。
確かに安いです。497点売って、総額は3615円。ほとんどは1点につき5円で、一番高く売れたものでも50円。
クリーニング代はでませんでした。
ブックオフで、今使っているダイニングテーブル(1960円)を買いました。藤野の家のテーブルは作り付けで、持ってこれなかったから、どうしても必要なものでした。これは安くて本当にありがたかった。
ブックオフに物を売ったのは初めてだったけれど、買い物はよくしてました。
古本はもちろん、普段着のTシャツやジーパンなんかもよく買ってました。
Tシャツ、ジーパンなんか、たいてい一枚200円。
5円、10円で買っていなければ、200円で売れるはずはないですね。
私が売ったものも、誰かに喜んでもらえるのでしょう。
捨ててしまうよりずっといいと思うしかありません。
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