しぶとい夏雑草

雑草

写真はコミカンソウです。昨年もこれに手を焼きました。8月ごろ、群がって生えてきます。

我が家はもともとは森で、イネ科雑草はありませんでした。もともとなかったから、侵入してくると結構目立ち、種をつける前に抜かれてしまうので、家には少ないです。だから、夏雑草で手を焼くのはこのコミカンソウとヤンバルツルマオ。両者は日向の雑草で、イネ科雑草同様、もともとはなかったものなのに、侵入を許してしまいました。ヤンバルツルマオは宿根草、コミカンソウは一年草です。

昨年は越冬したコミカンソウが春に種を落として、それが発芽して8月に群落が現れると考え、冬の間も油断することなく、コミカンソウを探していました。そしてもれなく抜いたつもりでした。

それなのに、やはり8月に群落が現れました。それも目が届きにくい敷地の奥のほうではなく、家の近くでした。

昨年の仮定は間違っていたようです。目が届くところに、こんなに取り漏らしがあるはずはありません。家の近くはすでにコミカンソウの種がばらまかれてしまっていて、出番を待っていると考えたほうがよさそうです。

集落の畑の春雑草、ノハラツメクサの種は10年はもつようですが、コミカンソウの種はどのくらい、地面で出番を待つことができるのでしょうか。コミカンソウもノハラツメクサも種が細かいのに、長い間地中で出番を待てるなんて、すごい生命力。さすが雑草。

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