節分の牡蠣パーティー

日々の暮らし

Tさんが送ってくれた大量の牡蠣を堪能する夕食会を開きました。写真は生牡蠣です。

私は生牡蠣より、殻付きのまま蒸した蒸し牡蠣がおいしいと思いました。生牡蠣はつるんとのどを通ってしまって、じっくり味わえない気がするんですよね。牡蠣を送ってくれたTさんも、牡蠣が好きな人は生よりも蒸したほうを好むって言っていました。Tさんは器用な料理人で、自慢のお漬物のほか、Iさんが持ち込んだ烏賊も炒め物やあえ物、煮物にしてくれて、テーブルに並んだ料理は豪華絢爛。

最後に登場したIさんが知人が作ったという恵方巻を持ってきたので、その日が節分だったって気づきました。

節分に恵方巻を食べるなんて、そういえば最近始まったことだよなあと考えて、調べてみたら、かつて関西圏で節分に恵方の方角を見ながら切り分けていない太巻きを食べるという風習があって、そこに目をつけたセブンイレブンが恵方巻と名付けて売り出し、それが全国に広まったということらしいです。クリスマスケーキは不二家の商魂から始まったもののようだし、かつては盆と正月くらいだったのに、増えてますねえ。こういう習慣。今はバレンタイン商戦真っ盛りだし。

でも、かつての五節句のうち、今も祝われているのは、人日の七草がゆ、ひな祭りのひなあられや白酒、端午の節句の柏餅くらいで、七夕の笹飾りは誰でも知っているけれど、さて何を食べるんだっけって感じだし、重陽の節句なんて、忘れられている感じです。商魂たくましい人々がいろいろしかけてはいるけれど、ヒットしないってことでしょうか。 

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