ペレニアルピーナッツの輸入は結構大変

グランドカバー

アメリカからペレニアルピーナッツを輸入しようと考えたことが、そもそも間違いだったことがわかりました。
もともと原産地は南米で、種は南米で生産されたものをアメリカの会社が輸入して販売しているのです。

ペレニアルピーナッツは種で増やすより、挿し芽で増やすほうが簡単です。
一度定着したものを駆除するのが大変なのは、トラクターで耕起しても、ちぎれた植物体から簡単に再生してくるからです。
ペレニアルピーナッツの種は、細かいうえに地中深くにあって、これを掘り出して採集するのに手がかかるので、結構高いものにつきます。だから、広い土地を一気にこれで覆ってしまおうと考えるのでない限り、種は使われません。
だから種を販売する会社自体が少なく、英語で検索するとほぼアメリカの会社しかヒットしません。

というわけでアメリカから入れるしかないということもあるのですが、アメリカではカンキツネモグリセンチュウが発生しているため、地中にできるものは日本に輸入できないようなのです。
これがカンキツネモグリセンチュウです。
insect-kankitsunemoguri

種や苗を輸入するために、いろいろ調べたので、害虫や植物の病気には詳しくなりました。

アメリカからは普通のピーナッツも殻付きは輸入することができません。
ペレニアルピーナッツの種はとても細かいため、それが殻付きであることに、私は最初気が付かなかったのです。
だから簡単に輸入できるものと考えて、話を進めてしまいましたが、つい最近になって、それが殻付きかもしれないことに気づきました。

しかし、種自体はボリビア産なのだから、それほど問題がないだろうと思いましたが、一応植物防疫事務所に確認しました。
そうしたら、パッケージにボリビア産であることが明記されているくらいでは不足で、種が確実にボリビア産であることの証明書が必要だと言われてしまいました。

今、販売元のhancock seedsに輸入証明書を確認してもらっています。

メールの返事が返ってくるまで、とても不安です。

コメント

  1. 山小屋の住人 より:

    「一度定着したものを駆除するのが大変」なほど強い外来植物を、屋久島に入れないでください。

    あなたが永久に農園を管理できるわけではありません。
    あなたが管理できなくなったあとも、その植物は、屋久島産の植物を駆逐して繁茂するのです。

    屋久島には、園芸用などで島外より持ち込まれた外来種が、はびこっています。
    もともとその土地に生えていた「あなたがいう雑草」を生えなくするような強い植物を入れないでください。

    農園管理は、草払い機と除草剤で行ってください。
    その植物が、あなたの農園だけに収まってくれるならいいですが、管理できなくなった時点で隣地やもともとの森に迷惑をかけることを想像してください。

    地面はつながっています。

  2. 匿名 より:

    「一度定着したものを駆除するのが大変」なほど強い外来植物を、屋久島に入れないでください。

    あなたが永久に農園を管理できるわけではありません。
    あなたが管理できなくなったあとも、その植物は、屋久島産の植物を駆逐して繁茂するのです。

    もともとその土地に生えていた「あなたがいう雑草」を生えなくするような強い植物を入れないでください。

    農園管理は、草払い機と除草剤で行ってください。

    その植物が、あなたの農園だけに収まってくれるならいいですが、管理できなくなった時点で隣地やもともとの森に迷惑をかけることを想像してください。

    地面はつながっています。

    やめてください。

  3. うりこ より:

    ペレニアルピーナッツは侵略的ではありません。種が地中にできるためです。おまけに完全な日陰では生育できません。
    つまり、私の農園の周りのうっそうとした森をまたいで、周囲に拡散する力はないということです。
    だからこそあれだけ外来種に厳しいハワイでも持ち込みを許可されているのです。
    私が管理できなくなった時は、除草剤で駆除すればいいわけです。
    そうすれば、もっと強力な侵略的外来種であるオオバナセンダングサが私の農園だった場所を覆うことになると思います。