イヌビワは難しい

果樹

育てるのが難しいわけではありません。
ここでは5強には入らないものの、それなりに手を焼く雑木ですから。

ツタなんかがからまってひどい状態でも実をつけています。
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雑木だから、全部除草剤をかけてしまうつもりだったのですが、よく見たら、黒い実から蜜が滴っているではありませんか。
これは甘いかもしれないと思って、口にしてみると、本当に甘い。

イヌビワはビワではなくイチジクの仲間です。
この時の実の味は、まさしく甘いイチジクでした、
イヌビワの意味は、劣っているビワということですが、ビワとは全く違うから比較にはならず、イヌイチジクといってしまうには申し訳ないくらいのおいしさなんです。
違いは大きさだけって感じ。
おまけに皮ごと食べられて簡単便利。

これは見っけものと思い、この木だけは残すことにしました。
まだ未熟な実もいっぱいついていて、楽しみにしていました。
それなのに、蜜が滴っていたのはこの時だけで、その後は蜜が滴ることなく、しわしわになってしまいました。
しわになったものは、全く甘くありません。
味は甘くないイチジクだから、まさにイヌイチジク。

甘い実がなっていたのは10月でした。
もしかしたら、暖かくないと甘くならないのかもしれません。
除草剤をかけてしまうには惜しいので、1年様子を見ようと思います。
収穫の時期が難しいのかもしれません。

コメント

  1. kita より:

    イヌビワが有りますか。
    当方でも数本のイヌビワ残しています。ぜひ数本残したら如何ですか。
    生食で余ったら、ジャムにすると良いジャムが作れます。
    ご存知だと思いますが、雄木と雌木があるようです。どちらも実を付けますが
    雄木=熟しても真っ黒になりません(赤い実になる)。水分が少なくおいしくありませんので駆除しましょう。
    雌木=熟すと真っ黒になります。生食やジャムに加工するには良いと思います。

    ビワより遥かに甘いです。名前がかわいそうです。

  2. うりこ より:

    このイヌビワの実を食べてみる前に、何本かのイヌビワの実を食べてみましたが、どれも味がなく、イヌイチジクだったので、すべてに除草剤をかけてしまい、最後に残った1本の実に蜜が出ていたんです。
    だから、これしか残っていません。雑草のように生えてくるものなので、またどこかに生えてくるでしょうが、それに実がなるまで待って、甘かったら残すなんてことをするより、甘い木を挿し木してしまったほうが速いと思います。
    それに、この木の実も甘かったのは、あの時だけなので、来年も甘くなるかはわかりません。