今朝9時ごろ、NTTドコモから電話があって、「そちら様名義の携帯が犯罪に使われているようです。」
あらら。その携帯が契約されたのが愛媛県だそうで、「最近、愛媛県には行ってない」と伝えると「誰かがお名前を騙って携帯を契約し、それを犯罪に使っているようだから、電話を愛媛県警に転送します。」ということで、刑事が電話に出ました。
この佐藤という刑事が、私の銀行口座について、根ほり葉ほり尋ねました。佐藤が知りたがったのは、私の銀行口座の残高と各銀行の送金限度額でした。残高はすぐにわかりますが、送金限度額は「えっと・・」。そうしたら、送金限度額の調べ方まで教えてくれました。
さらに、ソニー銀行に口座を持っているはずだというのですが、私はソニー銀行には口座は持っていません。このソニー銀行の口座がマネーロンダリングに関与したということで、私は容疑者の一人になっていて、すでに逮捕状も出ているということでした。(冒頭の写真)
このマネーロンダリング事件(リバトングループ事件)の主犯は先日逮捕され、その主犯の証言からも、私は犯罪にかかわった可能性があるということで、逮捕状以外に、資産凍結差押許可状というのも上がってきていますということで、その書類も見せられました。

「これが執行されたら、お困りですよね。」というので、「それは困る」というと「これまでのお話を伺った限りではあなたは共犯者というより、被害者のようにみえるから、それを早急に証明して、資産凍結を解除して差し上げたいが、容疑者が多数いて、順番に調べるので、あなたの順番が来るまでに時間がかかる。私としてはあなたを最優先に調査してあげたいので、それを検事に掛け合ってあげますが、許可される可能性は低いのでご了承ください。」
しばらく待たされて、「検事の許可が取れました。この先は検事が尋問します。」で、前田という検事が出てきました。
前田検事がいうには「私の金融資産が不正に取得されたものではないことを証明するために、資産をすべて仮想通貨に変えて、仮想通貨の金庫にいれる必要があります。」
「なんで、訳が分からない、なぜ仮想通貨に変えるとそれが証明できるのですか。」と聞いても納得のいく説明は得られず、「ちょっと待ってもらえないか」というと、「せっかく最優先事案にしたのに、ここで待ったら、調査は後回しになります。」と脅して来ました。
「てんでおかしい。」
NTTドコモの電話から始まって、すべて相手からの一方的な連絡で、しかも愛媛県警からの電話は非通知設定。おまけに私がパソコンでロンダリングの主犯とやり取りしていないかを調べたいので、パソコンの電源を切ってくれと最初に言われていて、私が彼らの言い分を調べることができないようにしておいて、「この電話で愛媛県警の捜査班しか知らない機密情報をあなたにお伝えしてしまったので、あなたには守秘義務が生じます。口外すると罰せられます。」だって。
つまり何も調べないで、お金を仮想通貨に変えろ?
「こいつらが詐欺師じゃん。」て思いますよね。
そして「急がないと本当に捜査本部にきてもらいますよ。」と極めつけの脅し。
切れました。私。
「おう、逮捕でも何でもしてみやがれ。お金は仮想通貨には変えない。」
で、電話を切ったら、その後かけ直しては来ませんでした。
パソコンを立ち上げて、リバトングループで検索したら、私と同じような目にあった人の事例とその人に送られてきた逮捕状と資産凍結差抑許可証が出てきました。
ふう、やっぱり詐欺か。
で、屋久島警察に電話して大体の事情を話しました。そうしたら「逮捕状をネットで見せることはありません。それだけで詐欺だとわかります。」
で、こういう特殊詐欺は頻発していて、私の個人情報は詐欺師たちの手に渡っていると考えた方がいいから、この先もこういう電話があるかもしれませんだって。
ついでに最初にかかったのNTTドコモの電話は海外からで、しかも、ブータンでした。
特殊詐欺で検索して出てきた警察のインスタ(https://www.instagram.com/p/DLlaG6aTjTN/)さすがプロ、よくまとまっています。



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