はるさんの贈り物2(種子島鉄砲館)

わんにゃん

結構見ごたえがありました。

鉄砲は種子島に伝わっただけでなく、最初は種子島で作られて、戦国時代の日本に広まりました。だから、当時の種子島は最先端を行く工業地帯だったわけです。ずっと田舎で、今も田舎の屋久島とはちがって、史跡もけっこうあって、十分楽しめました。

鉄砲に直接まつわる史跡と言えば、若狭の墓でしょうか。

鉄砲の製造を藩主から命じられた刀鍛冶の父を助けるために、16才でポルトガル人に嫁いだということで、日本最初の国際結婚らしいです。刀鍛冶の父が苦しんだのは鉄砲をまとめ上げているネジの仕組みだったようですが、そんなものは分解してみれば一目瞭然、だから藩主の手にある2丁の鉄砲うち1丁を分解する許可を求めたようですが、頑として許可しなかったとか。若狭は愚かな藩主の犠牲になったように受け取れます。しかし、鉄砲館では、種子島時尭(藩主)が刀鍛冶に鉄砲を調べさせて、鉄砲を再現させたという説明もありました。本当のところはわかりません。

ついでに西之表港は屋久島の宮之浦港よりずっと広くて、工場とかもあって、いまでも屋久島よりずっと都会ですね。

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