はるさんの贈り物1(中種子観光)

わんにゃん

はるさんの骨を拾えるようになるまでの間、私はペット火葬場がある中種子で時間をつぶすつもりでした。

私がそう言ったら、火葬場の人が「それはどうかなあ。」と首をかしげました。西之表港から中種子へ向かう車の中で、その言葉の意味がよくわかりました。見事なくらい単調な景色で、何にもない。さすがにここいらで唯一の観光スポット、雄龍、雌龍の岩の前に座り込んで5時間は無理です。私がそういうと火葬場の人は「そうでしょう。西之表まで送りますから、そこでお待ちください。お骨を拾って西の表まで届けますから。」と言ってくださったので、お言葉に甘えることにしました。

というわけで、中種子観光は、雄龍、雌龍の岩を見ただけで終わりました。

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