てんちゃん、側溝に落ちる

わんにゃん

私の身長よりだいぶ高い側溝です。誤って落ちたというより、側溝を流れる水を飲もうとして自ら飛び降りました。その様子は飛び降りたというより、落っこちたでしたが。

水を飲んで満足して上がろうとしましたが、切り立って、水にぬれた石垣ですからねえ。一番うまくいった時でも上まで顔は届きませんでした。

さあ大変。

「助けてよう。」って言われてもねえ。私が降りるのだって結構大変そうです。

近くに側溝が浅くなるところがないか調べましたが、ないようです。

調べるために私が動いて、姿が見えなくなると悲壮な声で鳴きます。「おいて行かないでよう。」

浅くなるところはなくても、石垣の真ん中あたりから雑木が生えているところはありました。完全に垂直なところでも、もう少しの所まで自力で上がれたのだから、雑木を足掛かりにすれば、登ってこれると考えて、雑木が生えているところで呼んでみましたが、やってみる気もないようで、ただ、ビービー啼いています。

全くもう。

仕方ないので、私が雑木を足掛かりにして下りました。結構大変。こんなところで怪我をしたら馬鹿みたいだし。

てんちゃんを持ち上げてから、私が登ろうとすると、嬉しさのあまり私にじゃれて、登ろうとする私の邪魔をするんです。ホントに手がかかるバカ犬。

5か月の今で、もう少しの所まで来れるわけだから、成犬になれば、上がってこれるんだろうなあ。

私もくたびれたけど、てんちゃんもくたびれたようです。

ご苦労さん、てんちゃん。(冒頭の写真)

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