除草剤をまくなら今?

日々の暮らし

ここいらの果樹園では、おおかたは除草剤を使って草を抑えているようです。
使っていない所もあるけれど、少数派です。
使っているところも、常時使っている所と、ときどき使うところがあるようです。
いつも使っているところは、草が一本もなく、生えているのは苔。
ときどき使うところは、いままでは緑の草に覆われていましたが、梅雨明け後に、どこも一斉に草刈りをしていたと思ったら、草刈りの2~3週間後に除草剤をまいたらしく、一斉に枯れこんできました。
この1回でおそらく夏草は抑えられるということなのでしょう。
次は春の草を、やはり一番効くところで除草剤をまいて、抑えるのでしょうか。
我が家の周囲も、隣のご主人がついでに除草剤をまいてくれて、枯れこんできました。

移住者の中には除草剤を目の敵にする人も多いですが、彼らが考えているほど、除草剤が体に害を及ぼすとは思えません。
浸透性除草剤の元祖ラウンドアップを開発したモンサントは、えげつない会社で、自社製品のシェアを広めるためなら、あくどいことも平気でやります。モンサントの除草剤耐性の種を使っていない農家の畑に、モンサントの種が侵入すると、モンサントはそれを特許侵害で訴えるのです。その侵入もモンサントによって人為的に行われているのではないかという噂すらあります。そうやってモンサントの種を使わない農家を追い詰めていくわけです。
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これだけあくどいことをやっているので、非難ごうごうで、モンサントを非難する記事はたくさんあるのですが、除草剤が人体に与える悪影響については、説得力がある記事が見つかりません。鵜の目鷹の目でモンサントのアラを捜そうとしている人たちですら確たる証拠が見つからないようなのです。
というわけで、モンサントがいうように完全に無害とは言えないけれど、それほどの害はないのかなと思うわけです。

私もかつては除草剤反対派でしたし、ここでも恒常的に除草剤を使うつもりはありません。
でも、最初だけは除草剤を使おうと考えています。
前の畑では、笹をはじめとする強力な雑草の根っこを枯らさずにいろいろ植えてしまい、植えたものの間から、それらが芽をだして往生しました。こうなってしまうと草刈機も使えないので、本当に大変でした。

菜園も果樹園も最初が肝心です。
最初にしっかり手を打っておくことが、後の手間を大きく省きます。

コメント

  1. yan より:

    使うんですね。

     私は、馬鹿みたいだけど、商売をする気もないから、無農薬、可哀想なほどの低肥料の作物です。

     本当は、それが本当なんだろうと、百姓の家に生まれた子供の頃からの思いでした。

     害がゼロなんてないはずだと私は思います。放射能だって同じような「害は及ばない」なんて、誰も信じていないことです。残念だけど、労力、能力には限界があるから仕方ないんだけど、仕方ないことですね。

     500坪以上の土地になり、能力を超えてきたけど、食べてくれる人が安心なものを作ります。

     果樹に依存する土地も増えていく・・・・・・

     どうせイノシシの棲家になりそうな隣の放棄地400坪・・・・残された家族にも悪いから所有地にはしないけど、「好きに使ってください」だから、果樹にしてしまおうと思っています。

     珍しい果樹を考えてしまいます。

  2. うりこ より:

    なんせ5500坪ですから、人力だけでは絶対に無理です。
    珍しい果樹ってどんなものですか。