ノハラツメクサ

雑草

畑はいまこれに占拠されています。
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ここでは花が終わって種ができていますが、こっちなんかは、これから花が咲くところです。
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一面に群れると絨毯みたいできれいですけど、すごい繁殖力だそうで、きれいなんて言ってられないようです。
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ノハラツメクサの中に、ホトケノザが1本だけ肩身が狭そうに生えているのを見つけました。ノハラツメクサが侵入したら、他の春草は全部やられてしまうのかもしれません。
家の果樹園でも1本芽生えているのを発見し、早々に抜き取りました。

ただ、借家の駐車場には侵入の気配はなく、駐車場にはノエンドウが芽吹いています。
近所の駐車場では、ノハラツメクサが侵入しているところもありますが、ノエンドウと共存しています。
畑がほぼノハラツメクサ一色になっているのに、畑の畦がノハラツメクサ一色にならないのをみれば、ノハラツメクサは地面が耕されて、むき出しにならないとその強さを発揮できないのかもしれません。
1株あたりにできる種の量が異様に多く、しかも10年はその種が死なないようです。だから一度はびこらせると大量の埋蔵種子が出番を待つことになって、耕すと待ってましたとばかり発芽してくるわけです。発芽温度が2℃~35℃ということで、ここでは地面がむき出しになれば、1年中いつでも発芽できそうですが、それでもジャガイモにマルチをしないということは、さすがに真冬は芽が出にくいということなんでしょう。

近所のおばあさんの畑は、このノハラツメクサに占領されています。イネ科雑草よりなにより、ノハラツメクサが大変だそうです。種を蒔くためには耕さなければならないから、どうしたってノハラツメクサに出番を与えることになります。苗を植える野菜はマルチすればいいとして、種まきする野菜はどうしたらいいんでしょう。

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