ツルソバを叩く

グランドカバーとして導入したペレニアルピーナッツの発芽が悪かったことが最初の誤算でした。
そのために、野草で園地を覆うことを余儀なくされました。
とりあえず、丈が高くならない野草を残して、除草したのですが、この時ツルソバを残してしまったのは大きな失敗でした。
最初は地面を這っていたツルソバでしたが、2年目に入り、勢いを増して、立ち上がってきました。
腰の高さ以上になっています。
グランドカバーなんてものではありません。
放っておけば、園地のすべてがツルソバで覆いつくされそうな勢いなので、除草剤をかけることにしました。

ツルソバは、伐採した木を捨てた場所から多く芽生えていて、この場所は伐採した木が完全に腐るまでは足場が悪くて使えません。
だから、この場所にツルソバがとどまっている限りはいいのですが、そこから他の場所に侵入してくるのは困ります。
というわけで、ツルソバの群れの端だけに、除草剤をふりました。
完全に枯らしてしまうとベニバナボロギクやオオバナセンダングサなどのもっとヤバい雑草が芽生えてくるからです。

少しずつツルソバの勢いを弱め、できたらその場所をペレニアルピーナッツで覆えるようにしたいと考えています。
発芽が悪かったペレニアルピーナッツですが、発芽したところは2年目を迎えて、順調に生育しています。
最初に覆っていたツボクサやカタバミを抑えて、それらよりずっと密なマットを形成しているところもあります。
美しく、雑草抑制効果が強力で、立ち上がらないうえに、窒素固定も行う、確かに最強のグランドカバーです。

というわけで、これからペレニアルピーナッツの挿し芽に挑戦します。
うまくいけばいいんですが。

コメント

  1. ナツ より:

    沖縄ではツルソバのことをシーボージャーと言います。
    放置するとこの草で覆われてしまいます。
    これから雑草との戦いが!?
    上手く共存できる雑草を残せると良いですネ!

  2. うりこ より:

    屋久島ではベニバナノボロギクやシロバナセンダングサほどメジャーではなく、ツルソバで覆われた場所を見かけなかったので、最初の様子をみて、うっかり残してしまったのが失敗でした。
    ここのところ昨年は目につかなかったシバハギが地面を覆い始めました。これも今は地面を這っていますが、立ち上がって来ないか心配です。

  3. kita より:

    ペレニアルピーナッツどんどん増えると良いですね。

    暖かくなったら草がノビル伸びるやっぱりグランドカバーが必要かな。
    狭いけど、草刈機で3日かかる。何となく草枯らしは使いたくないし、
    当分暑い中で草刈かな。

    そちらも暑いと思いますので、お互い熱中症には気をつけましょう。

  4. うりこ より:

    今週はずっと雨です。梅雨前線が頭の上に停滞しているようです。
    外に出られたのは月曜日だけで、それから外仕事はできません。
    叩きつけるような雨で、小さい苗ものはガレージに避難しているくらいです。
    梅雨の晴れ間をぬって、苗を植え、除草は梅雨明けですかね。

    グランドカバーが定着したところはほとんど草刈りがいりません。
    ときどき侵入したベニバナノボロギクやバライチゴ、メヒシバなんかを抜くだけです。
    鳥が種を運んでくるんでしょうか?
    ときどきポツンと出てくるんです。