このあたりの鹿は美食家

最近、樹園地で鹿を見かけません。
まあ、実際に樹園地で鹿を見たのは1回だけですが、新しい足跡やふんから、ほぼ毎日来ているようでした。
ところが最近、鹿が来ている形跡が消えました。
とんとご無沙汰のようです。
好みの餌がないからでしょうか?

木の苗を植えるとき、鹿に新芽を食べられてしまうから、防御したほうがいいと言われました。
苗の数も多いので、すべて防御するのは大変です。
そこで試しに数本、防御なしで植えてみましたが、無事だったので、結局防除はしないことにしました。

鹿密度は、西に行くにしたがって高くなるようで、湯泊あたりに出没する鹿は、食べられそうな柔らかい新芽や草はことごとく食べてしまうということでしたが、
ここ原の鹿は、非常にえり好みが激しく、決まったものしか食べません。
一番の好物はツユクサ。
これだけは刈ったようにきれいに食べつくされてしまいました。
ツユクサは少ないのですぐになくなり、ツルソバやイヌタデを食べるようになりましたが、結局これらを食べつくす前に姿を見せなくなりました。

苗木の食害は全くなく、植えたもので食害にあったものは、一番最初のエン麦の芽生えだけでした。

コメント

  1. kita より:

    今のところ害が少ない鹿ですね。

    露草やイヌタデが好物なら、当方の場所にも現れてほしい。
    雑草だけを食べてくれるなら最高ですが、春先の新芽の時期は注意が必要ですね。

    私の所は周囲が平地と住宅地の中にぽつんとできた丘の麓ですが、最近小学校の近くで
    イノシシの目撃情報があるようです。
    畑の中にも一度足跡がありましたが、幸い被害は無かったのでほっとしてますが。
    その後新しい足跡は無いので来ていない事を期待してます。

    イノシシは大丈夫ですか。

  2. うりこ より:

    屋久島にはイノシシはいません。
    大きな哺乳動物は鹿と猿だけです。
    イノシシは厄介ですよね。
    前に住んでいたところで、イノシシにやられたことがあります。一晩でサツマイモが全滅しました。
    その後すぐに、イノシシがJRにはねられて電車が止まったり、鹿が中央高速に飛び込んで、道路が閉鎖されるなど事故が相次いだため、JRや道路公団が山側に高い柵を設置してくれて、それ以後獣害はなくなりました。
    東京に通える便利な所でしたが、なんせ寒くて・・。あちらはそろそろ霜が降りる頃です。

  3. ナツ より:

    私の圃場ツユクサがはびこっています。
    食べ尽くして欲しいです。

    うりこさんの圃場は広いですね年中草が生繁ているのでは!?
    草取りにヤギやひつじで除草はどんなです(‘◇’)ゞか?

  4. うりこ より:

    ツユクサは春に他に先駆けて成長し始め、心配しましたが、鹿にやられたこともあって、なくなってしまいました。
    もともと森で草の種が少なかったこともあって、草は限られた種類しかありません。
    笹や竹はなく、イネ科雑草もほとんどなくて、厄介なのはベニバナノボロギク、カッコウアザミ、イヌタデ、カヤツリグサ、シロバナセンダングサくらいです。
    最初に広がったアメリカセンダングサは姿を消し、ベニバナノボロギクも少なくなりましたが、シロバナセンダングサが一部に侵入して来ています。
    敷地の端と真ん中を流れる沢沿いから侵入し始め、まだ大丈夫かと油断している内に、種をつけてしまいました。
    このシロバナセンダングサが一番の難敵ですね。
    除草剤を使わざるを得ないと思います。
    ヤギや羊は草を選んでくれませんからねえ。シロバナセンダングサだけ食べてくれるのなら大歓迎ですけど。