野草グランドカバーの栄枯盛衰

ペレニアルピーナッツで覆うという当初の目論見があえなく崩れ、丈の低い在来の野草で地面を覆う計画に切り替えたのですが、草を選んでの除草がとても大変です。
残したい草があるので、機械や除草剤を使えません。
残したい草の間から伸びたベニバナボロギクとアメリカセンダングサを必死に抜いていますが、まだ抜ききれません。これは昨年除草が遅れて種をばらまいてしまったためなので、今度こそ根絶したいのですが、難しいものがありそうです。ただ新しい芽生えは少ないので、抜ききってしまえば、その後は生えて来ず、丈の低い野草に覆われた草地になっているところもあります。
しかし、この二つを根絶できないうちに、暖かくなって新たに芽生えた名前がわからない丈の高い草に覆われてしまった所もあります。
この一年で完全な野草グランドカバーを作ることは難しいかもしれません。

丈の低い野草も移り変わっています。
いっときすごい勢いで広がったコナスビは勢いが衰えて、その上をカタバミやツボクサが覆っています。
コナスビは宿根草なので、完全に枯れはしないものの勢力は著しく衰えています。
増やそうと思って移植したヒメキランソウは、梅雨明け後の乾燥であらかたが枯れてしまいました。
ヒメキランソウがもともと多くて、残そうと思っていた場所でも、コナスビに覆われたかと思ったら、そのコナスビも衰えて今はカタバミに覆われています。
沖縄のヒメキランソウの群落は相当手がかかっているのでしょう。雑草でも育てようと思うと難しいものです。

地面を這って、素晴らしいグランドカバーになりそうな雑草で、名前がわからないものも多数あります。
名前がわからないから、一年草か宿根草かもわかりません。
名前がわからない草の名前を調べるのは難しいです。地元の人に聞いた名前は正式名称ではなく、屋久島だけで通じる俗称だったりすることも多くて、性質を調べることができません。
時間をかけて自分で草の盛衰を見極める必要がありそうです。

一種類ではなく、季節によって主役が移り変わる野草グランドカバーができれば、丈が高い雑草を防ぐことができるかもしれません。

コメント

  1. kita より:

    雑草に負けずに、ボチボチと夏は熱中症に気をつけましょう。

    当方は数本の木(隣りの家に寄りかかっている)を切るのに1日かかり、
    熱中症の一歩手前でした。

    台風が着てますので、風と雨に気をつけて、無理をしないようにしてください。

  2. うりこ より:

    ちょっと前まですごい暴風雨でしたが、少し弱まって明るくなってきました。
    4日の夜9時ころから停電で、少し前(6日12時ころ)に復旧しました。今までテレビもパソコンも見られなかったので、台風がどこにいるのかもわかりませんでしたが、直撃だったようですね。朝7時ころ、吹き荒れていた雨風が止んで、妙に静かになり、これで終わりかと思っていたら、それまでよりすごい暴風雨になりました。あれが台風の目だったのでしょうか。初めて経験しました。