クイニーマンゴー(kuini mango)

果樹

草取りに追われてあまり種を買っていませんが、fruits lovers nursery にずっと欲しかったクイニーマンゴーの種があったので、買うことにしました。
学名はmangifera odorata。
a7875c45902a70816ad801dd3407f4d3a49ef41c

緑色のマンゴー亜種で、独特の香りがあるようです。

マンゴーの学名は Mangifera indica。
学名にあるように原産地はインド。雨期と乾期がはっきりしたモンスーン気候で、乾期にはちらっとも雨が降りません。
マンゴーは乾期に花を咲かせるため、花粉が雨に弱いのです。
赤い品種、例えばアップルマンゴーは、その性質が特に顕著で、日本の南西諸島では雨除けなしでは栽培できません。
緑色の品種、例えばペリカンマンゴーは、フィリピンやマレーシア、インドネシアなど、雨期と乾期があると言っても、乾期がそれほどはっきりしない場所で栽培されていて、雨に強いようですが、それでもマンゴーですから、花時の雨は好みません。
というわけで、雨が多い屋久島では、普通のマンゴー(Mangifera indica)は作りにくいのです。

kuini mangoは、マレー半島の年がら年中雨が降るようなところでも栽培できるマンゴーの亜種です。
問題は耐寒性ですかねえ。
通常のマンゴーなら、屋久島の温度で大丈夫ですが、マンゴーの亜種の中には耐寒性が弱いものもあるのです。
kuini manngoについては、情報が少ないですが、フロリダのマイアミあたりではいけるようです。
屋久島はマイアミよりはだいぶ寒いですが、やってみる価値はありそうです。

コメント

  1. kita より:

    マンゴー露地栽培してみたいのですが、苗を何本も枯らしました。此方では無理かな。
    屋久島では育つそうですので、冬の気温の差を感じます。

    夏はそちらより暑いので、もっと平均的になればと思います。
    残念。

    無事育つことを期待してます。

  2. うりこ より:

    マンゴーは氷点下になるところでは難しいかもしれないですねえ。
    種類も多いから、探せばあるのかもしれませんが・・・。
    バナナだっていろいろありますから。
    ただ、バナナは海外のナーセリーを探すと耐寒性のものがいくらでもありますが、マンゴーは見当たりません。
    貪欲なアメリカ人にも見つけられないということは、ないってことですかねえ。

  3. ナツ より:

    kuini mango屋久島の露地でも実をつけるなら欲しいですね!
    ところでCas guavaて知っていますか!?
    画像検索するとイエローストロベリーグァバの親玉みたいな感じですが!?

  4. うりこ より:

    cas guava は知っていますが、どこかであまりおいしくないって記述を読んだことがあって、それっきり興味が失せました。
    kuini manngoですが、ハワイの種屋と連絡が取れなくなりました。
    今までは注文すると10日前後で届いていたものが、40日たっても届かないので、メールしたのですが、その返事も来ません。
    メールの返事は翌日には来ていたんですがねえ。